エビクリのマニュアル

ABテスト支援ツールえびくりのマニュアル

えびくり(ABテスト支援ツール)の使い方マニュアル

ブログやウェブサイトでABテストを簡単に実施できるツールをご紹介します。このツールを使えば、プログラミングの知識がなくても、コンテンツの2つのバージョンを設定して、訪問者にランダムに表示させることができます。

 

基本的な使い方

えびくり

1. コンテンツの準備

まず、テストしたい2つのバージョンのコンテンツを用意します。例えば:

  • 見出しの文言を変えてテストしたい
  • ボタンの色を変えてテストしたい
  • 画像の配置を変えてテストしたい

 

2. ツールへの入力

えびくりコード入力
1. 「バージョンA」のテキストエリアに、1つ目のバージョンのHTMLコードを入力します
2. 「バージョンB」のテキストエリアに、2つ目のバージョンのHTMLコードを入力します
3. 表示確率を設定します(デフォルトは50%ずつ)

 

3. プレビューと生成

プレビューとコード生成

 

1. 「プレビュー」ボタンをクリックして、実際の表示を確認
2. 「コード生成」ボタンをクリックして、設置用のコードを生成
3. 「生成コードをコピー」ボタンでコードをコピー

 

4. ブログへの設置

1. ブログの記事編集画面を開く
2. HTMLモードに切り替える
3. ABテストを実施したい位置にコードを貼り付ける

 

入力例

 

シンプルなテキストの例

バージョンA:
今だけ30%オフ!

 

バージョンB:
期間限定セール実施中!

 

クリック率などを計測する機能はついていません。

 

外部リンククリックが計測できるアクセス解析ツールを併用して、外部リンクのURL末尾に&abtest=1とか&abtest=2とかをつけて、バージョンA経由でのクリック数とバージョンBの経由でのクリック数を比較してください。

 

なお、ランダムでの確率表示なので、表示回数が少ない(100回以下とか)だと、偏りが大きいと思います。

 

1000回表示くらいで判断できるかな…。

 

注意点

1. コンテンツの準備

  • 有効なHTMLコードを入力してください
  • スタイルはインライン(style属性)で指定することをお勧めします

 

2. 表示確率の設定

  • 合計が100%になるように自動調整されます
  • 片方を0%にすることはできません

 

3. 設置時の注意

  • 生成されたコードは1つのブログ記事に1つだけ設置してください
  • コードは改行せずにそのまま貼り付けてください

 

活用のコツ

1. テスト期間の設定

  • 最低でも1週間以上のテスト期間を設けることをお勧めします
  • アクセス数が少ない場合は、より長期間のテストが必要です

 

2. 分析のポイント

  • Google Analyticsなどで各バージョンの効果を測定
  • コンバージョン率や滞在時間などの指標を比較

 

3. 効果的なテスト項目

  • 見出しの文言
  • CTAボタンのデザインや文言
  • 画像の配置
  • 価格の表示方法

 

この簡易的なABテストを作る意味としては…

 

無料のABテストサービスとかを使って、よその会社にABテストの結果を見られたくない…っていうぐらいでしょうか。

 

このモジュールは、単純に指定された確率で2コンテンツを表示しているだけなので、よそには(当社にも)ABテストの結果はわかりません。